まず行うのはクレンジング（洗浄）作業です。表面の汚れをしっかり洗浄しないと車体にキズをつける可能性があります。クレンジングは通常の洗車とは違い、車に最大限の輝きを引き出す大切な作業になります。

純水を使った高圧洗浄機で、パネルの汚れ・モールやドアミラーといった細部の砂埃や汚れを全てキレイに流し落とします。なぜ純粋を使うのかというと、通常の水道水ではカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が含まれており、それが車体の細部に入り込むとシミの原因になることがあるからです。純水を使うことでそういったシミの原因を防ぐだけではなく、コート剤の密着も向上させられます。

洗車では取り除けない水ジミ・黄ばみ・黒ずみ、酸化して密着する鉄粉、アスファルトの巻き上げによって付着するピッチタール、撥水剤・WAXといった残留物を溶解し除去していきます。溶剤をマイクロファイバークロスにつけ、ボディのスケール（雨や水道水に含まれるミネラル分が乾燥し結晶化したもの）が白く反応しなくなるまで何度も拭き上げます。車外が終了したら、ドアの内側、トランクやリヤゲート、ボンネットの中も同じように溶解除去し、綺麗に処理していきます。

エンブレムやモールの隙間などは、刷毛やヘラ、マイクロファイバークロスを使って丁寧に洗浄していきます。特に車好きの方はこのような細かい汚れも気にされている方は多いと思いますし、実際に洗車を依頼したのに「細かいところがまだ汚れ残っているよ…」と不快なお気持ちになられたこともあると思います。私たちは細部にこそこだわって施工をするのがモットーですので、全ての車好きオーナー様に満足していただけるように丁寧を行っています。

最後にドアの内部やモールの隙間、ドアミラーなどの隙間に入り込んだ水分を1滴も残さないよう、エアーブローで取り除いていきます。水分が少しでも残ってしまうと、その後のコーティングの密着の質が変わってきてしまうため、完全に水分を取り除いていきます。

ポリッシュ（磨き）は輝きに大きな影響を与える大切な作業です。お客様のお車の状態により磨きのやり方は異なりますが、当店のポリッシュ作業は「新車以上の輝きを求める方」にご満足いただくプレミアムポリッシュが基です。プレミアムポリッシュは最大限の艶と輝きを引き出すための磨き作業です。和歌山県内で実績No.1のノウハウを持つ熟練の職人の技術によって、新車は新車以上の輝き、経年車は新車のような輝きを取り戻す、最上級の艶と輝きにこだわりたい方におすすめです。

モール・ガラス・エンブレムといった塗装されていない部分をマスキングシートやテープで保護します。細部までしっかりと保護することでポリッシュ（磨き）作業中の傷つきを防いでいきます。

試し磨きをした後に、最も綺麗に仕上がるポリッシャー、バフ、コンパウンドを選び、磨き作業を行っていきます。細かい箇所はミニポリッシャーを使って丁寧に磨き上げます。お客様のお車に合わせ、ポリッシュ機器をベストに組み合わせながら、磨き作業を行います。

ご依頼いただいたお客様のお車をここから徹底的に磨き上げていきます。ただし、塗装を必要以上に研磨することはありません。輝きを最大限引き出す絶妙なポリッシュ加減を調整して行います。

＜プレミアムポリッシュ＞
磨き工程：無制限 ※最高の輝きになるまで ｜ 目安時間：９時間

傷が付きにくいマイクロファイバークロスを使って丁寧かつ迅速に拭き上げていきます。使用するクロスは毛羽や埃が残りにくいので、コーティングの密着性を向上させ、見た目もより美しく仕上がります。

最後に、ドアの内部やモールの隙間、ドアミラーといった細部に入り込んだ水分を、エアーブローを使って完全に取り除きます。水分が一滴でも残ってしまうと、その後のコーティングの密着にまで影響を及ぼすため、徹底的に水分を除去していきます。

カービューティー・ワカヤマでは、お客様の様々なご要望に合わせてられるよう複数のコーティング剤をご手配しています。商品により特徴が異なるため、ご自身にあったコーティングをお選びいただけるようご提案させていただきます。コーティングは、クレンジングとポリッシュが終わった後に行われる最終作業です。

耐久性・輝き・防汚性・耐薬品性・持続性に優れた高性能ガラスコーティングで、セラミックコーティングに並ぶ性能です。被膜の厚さは最大で10ミクロン（浸透膜1～5ミクロン＋上面膜1～5ミクロン）で、硬度は平均9H、最大10H。得られる効果とコスパがとくに優れた当店で最もご依頼が多いコーティングです。

＜特徴＞
これまでのガラスコーティングにはない被膜の厚み・硬度は、セラミックコーティングと遜色ない、もしくはそれ以上の性能。塗装内部にまで浸透することで塗装面を保護できます。とくにコストパフォーマンスを気にされる方におすすめしたい、日本が世界に誇る高機能カーコーティングです。

キズの自己修復という画期的な機能があり、コーティングの理想が詰まった「ファインラボ フィールシリーズ」。これまでどんなに硬いコーティングでも防ぐことが難しかった洗車キズなどの小キズでも、「ファインラボ フィールシリーズ」なら、コーティングの被膜に熱を加えることで、皮膜についた小キズの自己修復が可能に。革新的なセラミック皮膜ガラスコーティングです。

＜特徴＞
50度以上の熱(太陽の熱など)を与えることで小傷が自己修復。さらに、塗装表面の光沢と滑らかさを長い間維持できます。効果は5年～7年と長期間なのも嬉しいポイント。とくに青空駐車されている方に大人気！アメリカ製の商品で、世界でも人気のコーティングです。

耐スリキズ性能が進化し、キズから強力に車を守ってくれます。分子を大型化するイオン交換テクノロジーによって密度を上げ、これまでの硬度9Hを超える性能をついに実現。ただ硬度を上げるのではなく、密度まで上げることで、均一で安定したガラスのようなコーティング層をつくります。耐スリキズ性能や汚染物質による汚れや腐食に対しても耐性をパワーアップさせました。

＜特徴＞
車どころか、航空機や船舶のコーティングにも使用されるほどの優れた保護性能。他のコーティングから抜き出ている「艶」と「硬度」。保護性能を一番重視される方にピッタリです！世界的シェアが最も高いと言われているコーティングです。

カービューティー・ワカヤマでは、車のボディだけでなく、ホイール・ガラス・ライトといった追加オプションもご用意しています。ボディのコーティングと同時にお申し込みいただくと、料金がお得になります。

どれだけ車体の輝いていてもタイヤ周りが汚れていては、全体の印象はあまりよくありません。人でも「おしゃれは足元から」とよく言いますが、車においても同じで、ホイールのお手入れは車体全体の美しさには欠かせません。また、ホイールはボディよりも路面に近いため汚れやすく、小さな砂や小石が当たることで走行するたびにキズがつきやすいです。目に見えない小さなキズであってもキズの数が増えると曇って見えていき、輝きがなくなっていきます。だからこそホイールコーティングを行うことで、見た目の美しさだけではなく、ブレーキダストや油汚れのこびりつきを防ぐ、ホイールを汚れから守ることができます。さらに、コーティング効果で付着した汚れが落としやすくなり、ご自身で行う洗車においてもメンテナンスが圧倒的に楽になります。

撥水コーティングをフロントガラスやウィンドウガラスに施すことで、水分が付着しにくくなり、雨の日の視界が格段にクリアになり、運転の安全性を向上させることができます。それだけではなく、汚れが落ちやすくなることで普段のお手入れが楽になったり、表面の滑りが良くなることでワイパーゴムの劣化防止にも貢献できます。市販の撥水コートとは異なり、プロが行う撥水コーティングは、使うコーティング剤や施工技術のレベルが違うので、結果として撥水性能や持続性に大きな差が生まれます。施工効果はお車の保管状況にもよってきますが、おおよそ1年～2年は持続します。

樹脂パーツは、フロント・リアバンパーやサイドステップ、ミラーの付け根、ボンネットとフロントガラスの間（トップカウル）などの部分です。黒っぽく濃い色のパーツが多いのですが、紫外線や車の熱によって徐々に白褪せてきます。こういった樹脂パーツもコーティングを行うことで、白褪せた部分の色艶が蘇っていき、作られた皮膜によって撥水性も出て、パーチの劣化の進行も遅らせることまで可能。また、汚れも落ちやすくなるので洗車などのメンテナンスが楽になります。

お車のヘッドライトは、ヘッドライト表面のプラスチック素材が、紫外線や熱によって劣化していくことで、黄ばんだり、白く濁った状態になっていきます。こういったヘッドライトも、コーティングすることで劣化を遅らせることが可能。新車と変わらないクリアなヘッドライトを持続することができます。もちろん、すでに黄ばんだり、濁ってしまっている場合も、コーティングの時にしっかり研磨作業を施していくことで、新車時の透明感が蘇っていきます。ライトコースは、新車や比較的劣化が少ないお車に、プレミアムコースは、経年劣化が激しいお車のヘッドライトにおすすめのコーティングです。ヘッドライトは一見すると小さなパーツのようにも思えますが、実際に施工してみると車体全体の印象が大きく変わるほど大切なパーツです。

輸入車のウインドーモールやルーフレールの多くは「アルマイト加工」といった施工がされており、くすみや白化といった劣化がアルカリ錆によって出てきて目立ってきます。こちらは時間がかかる作業になりますが、特殊研磨剤と専用バフを使って丁寧に磨き込むことで、たとえ劣化が激しいものでも新品の輝きを取り戻すことができます。